低GI食品は血糖値の上昇を抑えるメリットがあり、糖尿病や肥満の予防などで注目されています。
豆類は原料自体のGI値が低いので、低GI食品の開発に適した原料になります。
※後述の表ご参照。
弊社ではGI値の低い大豆を始めとした豆類を多く取り扱っております。
その特長を生かし、お客様の低GI食品の企画・開発をお手伝いしたいと考えております。
品名 | GI値 |
---|---|
大豆(ゆで) | 15 |
いんげん豆(ゆで) | 25 |
青エンドウ(ゆで) | 31 |
ひよこ豆(ゆで) | 33 |
出典:シドニー大学 食品GI値検索
※GI値が55以下の場合、低GI。
豆類は炭水化物量は多いですが、食物繊維量が多いので、表のようにほとんどは低GI食品になります。高炭水化物の食品が必ずしも高GIとは限りません。
精白された米や小麦は高GIになり、白米でGI値は約80ありますが、全粒粉や玄米はGI値が55以下の低GI食品に分類されます。
その他、同じ食材でも調理方法によってGI値は変動します。
豆類はそれぞれ風味や色味などが異なり、食品の原材料としてケースによって向き不向きもあります。
例えば、えんどう豆などは成分としては味噌を製造する原材料として考えられるところがありますが、実際に仕込むと匂いがきつく商品化は厳しいです。
ご希望のケースに応じて、長年豆類を取り扱いしてきた経験とノウハウをもとに、適性のある豆類のご提案をさせて頂きます。
大豆から豆腐を作るときにできる「おから」は低GIの原料で、食物繊維も豊富です。
おからで作ったお菓子は食感も良いものがあり、低GIのお菓子の原料として、おからはおすすめです。
他にも全般的に豆類は、お菓子の原料によく利用される小麦・とうもろこし・じゃがいもと比べて、低GIになります。
それらの原料を豆類に置き換えることで、低GIのお菓子の開発を考えることができます。
例えばパンを低GI食品として開発することはいかがでしょうか?
従来の原料である小麦粉を、部分的に大豆粉やおからパウダーにすることにより、パンを低GIにすることができます。
国内主要メーカーとの取引がありますので、おからパウダーはコスト面などで優位なご提案が可能です。
低GI食品には血糖値上昇を抑えるメリットがあります。血糖値が緩やかに上昇すれば、インシュリンの量が適正となり脂肪が十分に分解されます。(高GIの食品を食べるなどで、血糖値が急激に上昇すると、インシュリンが過剰に分泌されてしまい、脂肪の分解が間に合わず、体に吸収されてしまいます。)
そういった低GI食品のメリットから、糖尿病予防や肥満予防の側面でも注目されています。
GIとは、グリセミック・インデックス(Glycemic Index)の略称です。
食品に含まれる糖質の吸収度合いを示し、摂取2時間までの血液中の糖濃度を計ったものでで、炭水化物50gを摂取した際の、血糖値の上昇度合いを示した指標になります。
一般的にはブドウ糖を100とした場合の相対値で表され、GI値ごとに以下のように分類されます。
弊社では豆パウダーなどの新商材の開発にも取り組んでおります。
市場のニーズが高まっている
低糖質・グルテンフリーなどオーガニック・健康食品分野における商社ならではのご提案も可能です。
低糖質、グルテンフリー、低GI、ヴィーガンなど、それぞれの企画・開発サポートページでケーススタディ(課題例とその解決案)などをご紹介しております。是非以下よりご覧くださいませ。